僕らは奇跡で出来ている。
- 2018.11.23 Friday
- 16:31
最近観たドラマで感動したドラマ。
少し変わった子どもだったマイペースな大学講師の主人公を通して『個性』の意味を考えさせられるドラマ。
第7話は主人公が登場人物の「良いところを100個」言えるシーンが印象的でした。
そして、文字を読むのが苦手な子どもが、主人公と出会って行動を共にしていくうちに、活き活きし始めて「普通の子」でいてほしい母親に「お母さんの良いところを100個言えるよ。」と上げていく。
主人公の大学講師に批判的だったその母親が自分の子どもの「個性を認めていく」シーンがさらに感動を呼びました。
全く個人的に感じていることですが
私は生育年齢で学年が決められる日本の義務教育を疑問に思っています。
生育年齢が同じでも、それぞれ成長の仕方が違うのに、皆が同じ学年で同じ内容のカリキュラムを一方的に学習している不自然さ。
年齢が低いほど個人差は大きく、その個人差はそれぞれの子どもが成長していく中で自分で埋めていくしかない現状。
一概には言えませんが、精神年齢と学習能力は密接に関係していると感じています。
精神年齢が高いほど学習能力が高い子が多い。
そして、精神年齢も個人差が大きいのです。
例えば、子役の俳優さんやフィギュアスケーターや運動選手。
幼いころから頭角を現す子は精神年齢が高くてびっくりするほどしっかりしています。
学力に差が出来てくる過程には「(一般的に言われる)頭の良しあし」だけではなく、精神年齢の成長の差を感じます。
勿論、運動能力を含め、生まれつき能力が高い子がいることは否定しませんが、全体の数パーセントに過ぎないのではないでしょうか?
日本の多くの子ども達は中学3年生になると高校受験を経験することになります。
今まで生育年齢で平等にほぼ同じカリキュラムで学習して来た子どもたちが「高校入試」で学校を振り分けられていきます。
人生の初の試練に、精神的にも成長して高校入学を迎えられるよう祈る日々です。