大阪府の内申書の評価が変わります。

  • 2013.01.13 Sunday
  • 15:14
大阪府教委は昨年、教育委員会会議で、公立高校入試で合否材料になる
府内公立中の内申書について、絶対評価を導入する方針を正式に決めた。
大阪府はこれまで全国で唯一、相対評価を採用していた。導入時期は
「中学校で絶対評価が定着してから導入する」として決定しなかった。

朝日新聞教育関連記事参照

という事で、大阪府の内申書は暫定的に相対評価から絶対評価に変わりますパンチ

絶対評価と相対評価は、↑リンクの大阪府教育委員会のPDFを
開いていただければ、詳しく説明されていますが、
要は「相対評価」とは「集団に準拠した評価」
学年や学級などの集団においてどのような位置にあるかを見る評価で、
「絶対評価」は「目標に準拠した評価」
学習指導要領に示す目標がどの程度実現したか、
その実現状況を見る評価です目

具体的には、今までの相対評価では、
通知表の「5」「4」「3」「2」「1」の
割合は決まっていて、例えば、学力に大差がなくても、
必ず「5」の子も「1」を付けられる子もいるわけですふらふら

絶対評価では、すでに決めてある評価基準、
たとえば80点以上でA、70点以上はB...という評価です。
なので、テストの難易度で、簡単なテストでは全員がAであったり、
難しいテストではほとんどの子がD評定だったりする可能性が出てきますがく〜(落胆した顔)

お気づきのとおり、どちらにもメリット、デメリットはありますひらめき

いずれにしても、大阪府内の中学校が、同じテスト範囲で同一テストを
行わない限り公平な評価は得られません。
その様に考えると、同じテスト範囲で同一テストを行なう
「入試」による学力検査重視の傾向が高くなります。

そうなるとますます学習そのものの目的が
「入試に合格するため」の勉強になることが危惧されます。

どんな立派な家を建てても、基礎が弱ければ、いずれ家は傾いてしまいます。
基礎学力が無ければ、「入試に合格」しても、いずれ何処かで躓くことでしょう。
「学問に王道はなし。」
優塾では、今まで通り、
基礎学力&演習重視の方針に変わりはありません手(グー)

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