脳の欠点?!

  • 2011.11.01 Tuesday
  • 19:09
久しぶりに能力開発関連で、おもしろい記事を見つけたので
ご紹介したいと思いますメール

脳科学教育研究所 所長 桑原 清四郎氏のブログ
脳科学ブログ「教育のかけ橋」からの引用


ここから?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?
九電・眞部利慶社長の発言には驚いた。どうしてこんなことが起こるのだろうか。社会は利害得失で動く。仕方がない。しかし、企業のトップとして社会的責任はどうなっているのだろうか。社会と乖離する経営陣・幹部の考えや言動を脳科学の面から分析してみる。
 
         
        人間の頭脳には多くの欠点がある。

? 「これまでの知識を正しいとして判断する」という欠点
 人間は「正しいことを正しいと思うのではない。自分の経験で
 納得できることを正しいと思うに過ぎない。経験のないことは
 判断が揺れる。知識は手前勝手に組み立てる。

? 「目で見たことを正しいと思う」という欠点
 確かに「百聞は一見に如かず」である。ほとんどはその通りである。し
 かし、脳は目で見たことを、もう一度、脳の経験・知識で処理して
 いるので、同じことを見ても結論が違うのです。錯覚がその例です。
 
 
? 人間は「自分が考えていることが正しいと錯覚する」という欠点
  「今、自分が正しいと思っていることが未来永劫正しい」と思いや
 すい。脳は壮大なネットワークで機能している。そのネットワークは
 その人の瞬時瞬時の行動の結果、人生の軌跡である。泥棒は泥
 棒の回路ができる。ウソつきはウソつきの回路ができる。
  「正しい・正しくない」はその人独自の判断である。「予測が当たる
 か・外れるか」はその人の脳回路の結果である。脳回路の発達具
 合は人格の完成度に比例する。人生経験の円熟した長老脳の人
 は間違うことが少ない。
  学問の世界でも、少し前には正しいと思っていたことが30年も経
 つと間違っていたことになるのはごく普通のことである。

? 人間の脳は「最初に聞いたことを正しいと思う」という欠点
  これは人間の脳の根本的問題である。脳は、生後の知識を組み合
 わせてあることを「正しい」とする。
 脳が発達しなければ親から貰った遺伝子(DNA)に書かれた通りに
 行動する。多くは家庭や学校の教育の影響、本人のチョイスで脳は
 発達していく。
  生まれてからの知識の組み合わせで脳は変わっていく。脳は積み
 重ね方式なので最初が大事、極めて大事なのです。先に脳に入って
 いる情報(先入情報)によって、後から来る情報を判断する。どうして
 も「先に入った方が勝ち」人間の脳の思考構造はそうなっている。

? 脳は多くの場合目先の利害得失で動くのです。
  利害得失判断の最たるものは快・不快です。気分のいいことを中心
 に判断・選択します。
  二次判断は旧皮質や新皮質の発達具合により異なってきます。ま
 す。社会性中枢の発達程度によって、自分自身止まりから仲間内の
 こと、先々のこと、国民のこと、民族の行く末などを考えらる人間にな
 っていきます。国家リーダーは国家の行く末を考えられる人・脳が
 必要です。

?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?・・・?ここまで
とても考えさせられる内容でしたひらめき

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