『ゆとり教育』見直し初年度

  • 2009.02.05 Thursday
  • 22:12
新学習指導要領が2011年より正式に実施されるにあたって、2009年度より移行処置が行われます。

新たに新しい学習事項が導入されるというより、小中学校の算数・数学、理科を中心に『ゆとり教育』実施の際に削除された単元を復活させるなど指導内容を増やすとともに観察・実験を充実させ、知識の習得と活用力の育成を図るということが主目的となっているようです。

学習内容の改善点を挙げると膨大な量になってしまいますので、学習時間に絞って、ピックアップしてみると、、、。

授業時間数は小中学校とも30年ぶりに増やし「ゆとり教育」から転換。一昨年の教育基本法改正後の改定で、伝統や文化に関する内容を盛り込み、道徳教育も充実させるとしている。

小学校では、算数はすべての学年で穆時間数が増加。
理科は小3〜6年で時間増。
国語、社会においても徐々に授業時間数を増やしていく予定。
2009〜2010年度の英語の導入に関しては各学校の判断にゆだねる。
週当たりの全指導時間数をすべての学年で1時間増やす。

中学校では、数学は中1、中3の週時間数が1時間増。
理科は2012年度までに、中2、中3の週時間数が1時間増える。

小中の合計時間で算数・数学が約15%、理科が約23%増える。

中学英語で扱う英単語は約900語から約1200語に増やす。

現状では、土曜の授業の実施はしないという事で、上記を実行するために、前回改定で導入された「総合的な学習の時間」は小中とも時間を3割程度減ることになる。

などです。
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