最近の学用品は多彩で、文房具売り場やファンシーショップに行くと目新しい商品が多いので、ついつい長居してしまいます
学用品の定番の
「消しゴム」も実用的なものから使うのが惜しいような美味しそうな物やカラフルなものetc.
その中でも最近目に付くのが
「大きな消しゴム」
塾にも消す気マンマン
っていう位大きな消しゴムを持ってくる子がいます。
消しゴムは必需品ですが、わたしは出来るだけ
消しゴムを使わないように指導しています。
なぜならば『
間違わなければ』
消しゴムを使う必要がないからです。
入塾してくる子の中には、片手に
消しゴムを握りしめ、書いては消し、消しては書く、それが癖のようになっている子もいました。
そんな子にはまず、
消しゴムを筆箱に直し、ゆっくりでもいいので
間違わないように書くように指導をしています。
算数では式を立て、筆算で計算したものも消さずに書いたままにしておくよう指導しています。
きちんと式が立てられて答えが合っていれば、筆算を消す必要はないからです。
そんなところに無駄な時間や労力を使うのであれば、しっかり問題を読むことや、式を立てること、慎重に計算することに神経を使うべきです。
又、計算を残すことによって、自分がどんな
間違いをしたか再確認することが出来ます。
「
間違い」を執拗に指摘することより「
間違わないようにするにはどうすればいいか?」という事を子ども自身が気づくことが大切だと考えます。
勿論、計算にはスピードも大切ですが、
間違いが少なくなると不思議とスピードも速くなります。
これは、国語の文章問題や漢字の書き取りにも言えることですが、流石に、
間違った答えや
間違った漢字は消して書き直してもらいます
特に間違った漢字をそのままにしておくと、
間違ったイメージのまま覚えかねません
そんなこともふまえながら、一度、お子さんの消しゴムの使い方をチェックして見てはいかがでしょうか