進路を考える

  • 2006.10.31 Tuesday
  • 20:58
中学生になったら、折に触れて考えてほしいのが進路のことです。 
高校の選択を考える上で一つのものさしとなるのが、大学へ進学の意思があるかないかです。 大学への進学を希望するならば、出来る限り希望する大学に有利な高校を選ぶのが得策でしょう。 又、進学をしないで就職するならば、希望する職業に開かれた高校、商業科や工業科などの専門学科を選択することが有利です。(在学中、就職に有利な資格などが取れたり、取る様に指導してくれる高校もあります。)

そして、次に話し合っておいてほしいのが、公立高校を選択するのか場合によれば私立高校でもよいのか、最初から私学を選択するのか、、。
大学進学を希望する場合、少子化で大学に入学しやすくなった反面、人気の高い大学への入学はより難しくなって来ています。 内部進学を含め希望する大学へ進学しやすい私学を、公立高校からの進学を考えるなら、本人の学力のレベルにあった高校を選択することをお勧めします。
 
特に公立高校では、学区編成で学力の高い地域からの子どもと机を並べることになります。内申点は同じでも学力的には差が生じると予想されます。 内申点は相対的評価なので集団の学力の高低によって差異が生じます。そして、はっきり言って、第2学区と統合する第1学区は学力の高い学区です。
高校受験期になると、少しでもレベルの高い学校を受験したいと思う気持ちもわかりますし、又、それくらいの気持ちで学習してほしいと思いますが、高校入学後の事もしっかり考えて進路を選ばないと、思わぬ苦労を抱えることになりかねません。
具体的に例を上げれば、指定校推薦で大学を受験する場合、学校の推薦を貰う為には成績の上位何%以内などの必須条件があります。 平たく言うと、無理をして自分の学力より上の高校に入学するよりも、学力に見合った高校に進学した方が上位を狙いやすいということです。
それよりももっと心配なのは、一度落ちこぼれてしまうととなかなか再起出来ないということ。 特に公立高校の場合、救済手段を用意されている高校は少ないようです。
  
そして、大学進学の有無に関わらず、進路を考える上で大切なことがあります。 それは、本人の「適正」ということです。 大まかに言うと、文系か理系か、進学を希望する高校の校風が合っているか否か・・・。
親御さんは自分の子どものことをよく理解されているとは思いますが、他の子どもと比べることがほとんどないのが実情でしょう。 案外、テストの点数や評価などの表面的なもので、得手不得手を思い込みしていることもあるようです。 この「適正」を見誤ると在学中はもとより就職時に悩む結果となります。
 
進路に悩んだら、上記のことを子どもさんとよく話し合った上で、是非、塾に相談してください。 メール、電話、懇談などどのような方法でも受け付けております。 試験前など、塾長が多忙な時期もありますので、まずは、電話かメールで懇談の予約をしてください。 
子どもたちの大事な進路のために是非塾を活用してください。


※優塾では年度始めに全学年対象の三者懇談を行っておりますが、それ以外は必要に応じて随時懇談に応じています。何か悩み事があれば進路相談に限らず、お気軽にご相談ください。外部の方の学習相談も受け付けております。勿論無料です。

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