集中力と処理能力

  • 2006.09.29 Friday
  • 17:52
現代に求められている能力の一つに「処理能力」があります。 
早く仕事を処理して、余暇を楽しむことが出来る人が社会的にも有能であると評価されます。 その「処理能力」に欠かせない力が「集中力」です。 集中力も現代社会では必要不可欠な能力の一つです。
集中力を鍛える事は、脳を活性化させるだけではなく忍耐力や精神そのものを変えていく一つの方法でもあります。 集中力を鍛える上で大切な事は、ある程度一つの事に対して意識を持ち、継続的に一定時間の間集中する事です。 
集中力を高めるには、意識をして気持ちを練習のみに向ける訓練が必要です。 同じことを何度も繰り返すことで、頭の中の脳神経を活性化させ、潜在能力を発揮させる事ができるようになります。
 
優塾で小学生に行う漢字練習は、漢字の多様な読み書きを覚えるためだけではなく集中力を高め、処理能力を養う訓練でもあります。
実際、入塾当時は決められた時間で半分もこなす事が出来なかった練習問題を、1年経つころには半分の速さで倍近くこなす事が出来るようになります。 
しかし、そうなると欲が出てもっとたくさんの問題を与えてしまいがちですが、能力を超えて課題を与えすぎると意欲が低下し、逆効果になりかねません。 量より質、早く出来た事を褒めてあげて下さい。
中学に進学すると効率的な時間の使い方が大切になってきます。小学生時代に培った「集中力と処理能力」は必ず子どもたちをサポートしてくれることでしょう。

子ども達に残せるもの?

  • 2006.09.24 Sunday
  • 16:40
小学生時代は学習する基礎体力作り!!!

学習と基礎体力
なんとなく異質な気がしますが、
(学習する)基礎体力=集中して机に向かって学習する力
そのように解釈していただけるとわかりやすいと思います。
たとえば、どんなスポーツでも、準備運動やランニング、柔軟体操やストレッチなどを行い、そして、種目に応じた基礎練習は欠かせません。
最初は、そんな基礎練習のみだと言っても過言ではないでしょう。

学習も同じです。
まずは、集中して机に向かう事。
机を前に座ってはいるけれども心は上の空では意味がありません。
又、最初は座ることさえ苦痛で常に手や足、頭や体を動かして座っていることの苦痛から逃れようと試みます。
そんな状態から、少しずつ集中して学習する力を付けていかなければ、決して学習効果を期待することは出来ません。

高学年になると、流石に座ることに慣れて、参観日でも一見学習しているように見える子どもも多くいますが、集中力がない子どもは、大半の時間を上の空で過ごしているのがわかります。
心が上の空なだけなら、学習意欲のある子どもの迷惑になりませんが、今、学級破壊などで問題になっている子ども達の多くは、集中力に欠け、高学年になっても学習内容に興味がもてず、加えて、体は大きくなって力をもてあまし、教室で好き放題に振舞うのです。
又、それは少しずつ低年齢化しているようです。
学級崩壊の問題は、集中力や学習態度だけの問題ではないので、ここで言及は出来ませんが、それが一因であることは確かでしょう。

中には生まれながらに知的好奇心が旺盛で、学習にとどまらず、いろいろなことをどんどん吸収できる子どももいます。
しかし、それは、才能の一つで、すべての子どもが最初から学習能力を発揮できるとは限りません。
楽しいことや好きなこと、興味を示すことは十人十色なのにもかかわらず、7歳になると必然的に一定時間教室に集められ、興味の有無にかかわらず、同じ内容の学習を強いられます。

この初めての学習を行う低学年の机に向かう学習態度が、それ以降の学習に大きく影響するのです。

子ども達に残せるもの?

  • 2006.09.22 Friday
  • 18:26
まめにブログを書こうと思いながら、又、少し時が過ぎていってしまいました。
日々感じることは多々ありますが、個人的な内容に及ぶことが多いため、なかなか公開することが出来ずにいます。

さて、二学期が始まり、随分涼しくなり、子ども達も落ち着きを取り戻してきました。
小学生はまだまだ無邪気に運動会を楽しみにしているようです。
そんな子ども達に残してあげれるものは何でしょう。

私達塾講師は、学校の先生とは立場が違います。
生活態度や服装などに干渉する立場にありません。
しかし、一歩塾の教室に入ったら、ほとんどの塾生は学習モードに入ってくれます。
又、そのような環境を提供出来ることが塾の最低条件だと思います。

そして、塾が子ども達に残してあげなければいけないもの。
それは、いい思い出でも楽しい授業でもありません。
子ども達が成長していく上で大切な知識やその知識の使い方。
具体的に言えば、漢字の読み書き、計算、応用問題、理科、社会の基礎知識、英語の単語、熟語、文法などです。
これらは、授業を受けるだけの受け身な学習では身につきません。
演習中心の反復練習を重ねることで初めて身につくのです。

優塾は『子ども達が成長した時に確かに残る知識とその使い方』を提供できる塾でありたいと思っています。

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